日本の住宅は、圧倒的に木造が多いです。木材はシロアリの好物。被害にあう前に予防することが重要です。
耐久性要件のひとつとして、防蟻措置を行うことが建築基準法でも定められています。
詳しく解説していきましょう。
土台に接する外壁の下端に水切りを設置し、防腐・防蟻に対し有効な処理を行うことが定められています。土台部分には、「ひのき」「ひば」といった、耐腐・耐蟻性能のある木材を使用します。
以下のいずれかを満たすことが定められています。
地盤の防蟻として、以下の条件を満たすことが定められています。
防蟻性が高い住宅は、何と言っても長持ちするという点が最大のメリットでしょう。
防蟻をしないで放置してしまうと、シロアリの被害が拡大し、土台や柱の木材が穴だらけになってしまいます。最終的には、住宅を支える力が弱まり、倒壊しやすくなる恐れがあります。
また害虫に蝕まれている・シロアリがいると思うだけで、精神的に落ち着かず、不安に駆られてしまうこともあるでしょう。
多少費用がかかっても新築時に防蟻対策はしっかり行い、防蟻性の高い、安心できる住まいづくりをしましょう。
シロアリが嫌う薬剤等を散布し、寄せ付けないようにします。
シロアリは、地中から住宅内に侵入してくるケースが多いため、建物の基礎の内側や束石の周り、その他白蟻が通るリスクのある土壌を薬剤処理することが、侵入を防ぐ優れた方法とされています。
薬剤を散布した、防蟻対策例です。定められている高さ以上にきちんと施工されているか、作業漏れ等がないかをチェックしやすいように、薬剤は本来無色透明ですが、色つきの薬剤を使用して工夫する会社もあるようです。
土壌に薬剤を散布した後、木材にもしっかり薬剤を散布し、防蟻処理を施します。
床より1mまでの防腐処理と同時に、防蟻処理も。二重に備えることでシロアリが侵入してくる可能性がより低くなり、住む人が安心できるようにしています。
防蟻性を計るには、土台や地盤等についてそれぞれ基準があります。防蟻性が高い住宅は、寿命が長く、安心して住み続けられる家です。
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